男性上司に「不妊治療」への理解を求める際のコツ
2019年2月8日
男性同様にバリバリと仕事をこなす女性も増えている今、「仕事」と「妊活」の両立に悩むケースも増えてきています。
不妊治療を行おうとすれば、平日の昼間にクリニックを受診する必要も出てきます。
急なお休みで、仕事に出られないこともあるでしょう。
こんなとき、職場の上司に理解があれば、治療にも取り組みやすくなりますよね。
今回は、男性上司に不妊治療中であることを伝え、理解してもらうためのコツを紹介します。
公表する必要性について
仕事をしながら「妊活」や「不妊治療」を行っていく上で、職場の理解が得られるかどうかは、非常に重要なポイントとなります。
もちろん「そんなことをわざわざ公表したくない」と考える方もいるでしょう。
内緒のままでも突然の休みや遅刻・早退などが可能な環境であれば、プライベートな事情について、わざわざ公表する必要はないでしょう。
しかし現実には、「公表しない」ことが「周囲の無理解」を生み、「不妊治療にも仕事にも悪影響を及ぼしてしまう」というケースも少なくありません。
全ての人に公表する必要はありませんから、直属の上司だけでも状況を知ってもらい、理解してもらうことで、無理なく治療に取り組める可能性もアップするでしょう。
上司が男性の場合の伝え方のコツ
上司が男性の場合、「どう伝えれば良いものか」と悩むケースも少なくありません。
コツは、「状況説明」と「要望」をセットにして伝えることです。
面談時に「実は不妊治療中で……」と打ち明けても、「へぇ、そうなんだ」と終了してしまうケースは多いもの。
「伝えたから大丈夫」と安心していたものの、実際には「全く配慮されなかった!」なんてこともあるのです。
不妊治療も一般的になっていますが、「不妊治療中なので」という一言のみで、相手にどんな配慮が必要なのかを察知できる男性上司は、まだまだ多くはありません。
だからこそ、
・平日の通院のために、お休みをもらう可能性があり、対応をお願いしたい
・これまでのような残業対応が難しいため、人員の補充をお願いしたい
・○○が難しいので、業務内容の調整をお願いしたい
などのように、自身の要望を明確に伝えることがコツとなります。
不妊治療中の自分にとっては「当たり前」のことが、治療中以外の方にとっては「初耳」であるケースも多いものです。
まずはこの点を頭に入れておくだけでも、状況説明や具体的な要望も伝えやすくなるでしょう。
まとめ
不妊治療中であることを、職場の上司に伝えることは、非常に勇気がいる行動かもしれません。
しかしここをクリアできるかどうかで、その後の両立の難易度が、大きく変わってくるのも事実です。
ぜひ今回紹介したコツも参考にしながら、治療への理解者を増やしてみてくださいね。
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