妊活中は絶対にダメ? インスタント食品について
2018年10月19日
妊娠を希望しているときには、食生活に気を配ることが大切だと言われています。
「一日三食、バランスの良い食事をとろう!」と言われ、実際に意識している!という方も多いのではないでしょうか。
確かに私たちの体は、毎日の食事の積み重ねで作られていくもの。
健康的な食事を意識しておいて、損はありません。
しかし一方で、「どんな食事に注意が必要なのか」を理解しないままで食生活の改善に取り組んでも、思うような効果をあげられない可能性も高いです。
そこで今回は、妊活中にできるだけ避けたいと言われる「インスタント食品」について、その理由や上手な付き合い方について解説していきます。
塩分過多になりやすいインスタント食品
忙しいときにも、さっと食べられるインスタント食品は、忙しい現代人にとって強い味方となってくれます。
いざというときのため、自宅に常備している!という方も多いのではないでしょうか。
しかし妊活中には、できるだけ避けた方が良いとされるインスタント食品。
その理由の一つは、大量に含まれている塩分にあります。
特にカップラーメンなどは、塩分が多い食品として知られています。
たった一つで、一日の許容量の、半分以上の塩分を摂取してしまうようなアイテムもあります。
濃い味付けに慣れてしまうと、妊娠中もそうした食生活を引きずってしまい、妊娠高血圧などのトラブルを引き起こしやすくなるとされています。
トランス脂肪酸が卵巣機能を低下させる
もう一つインスタント食品で問題とされているのが、トランス脂肪酸についてです。
インスタント食品やマーガリンなどに含まれているトランス脂肪酸は、卵巣の働きを低下させる成分として知られています。
過剰に摂取すれば、卵巣の働きが弱まり、卵子の質の低下につながります。
充分に成熟しないままの状態で排卵され、妊娠率の低下につながったり、そもそも排卵が難しくなってしまったりすることも考えられます。
体外受精においても妊娠率が下がってしまうため、できるだけ避けた方が良いとされています。
「絶対ダメ」というわけではありません
塩分についてもトランス脂肪酸についても、「理屈はわかったけれど実際はなかなか……」と感じる方も多いのかもしれませんね。
インスタント食品は、それほど私たちの生活にとって身近なものになってしまっているからです。
こうした食べ物と上手に付き合っていくためには、「絶対にダメ」と制限するのではなく、「普段はバランスの良い食事をとって、たまに食べる程度ならOK」と、緩めのルールを作ってみるのがオススメです。
妊活においてゴールが見えにくくなっているときでも、ストレスを溜めずに上手に付き合っていけるでしょう。
まとめ
妊活中の食事においては、注意するべきポイントがいくつもあります。
その中の一つが、「インスタント食品とどのように付き合っていくべきか」という点です。
なぜインスタント食品が良くないのかがわかれば、上手な付き合い方も見えてくるはずです。
ストレスを溜めない程度に、程よい距離感で活用してみてくださいね。
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