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不妊鍼灸コラム

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鍼灸で不妊治療の体外受精に成功した体験談

2018年5月2日

aijou2

 

A・H30代女性、不妊治療の体験談。

 

私は、自己流の妊活と鍼灸治療を経て不妊専門のクリニックで1年ほど治療し体外受精の末に妊娠しました。

不妊治療と並行して行なっていたのは、鍼灸治療です。

きっかけはインターネットに鍼灸が良いと書き込みがあったからなのですが、不妊治療を進める上で鍼灸治療を行なってよかったなと感じていることはたくさんあります。今回は私の体験談として、体外受精と鍼灸治療についてお話しします。

 

不妊治療をするまで。

 

私の場合、結婚してすぐに子供を授かりたいと思っていたので、食事に気をつけたり、運動をしたりと、妊娠をする準備をしていました。

妊娠を待ち望んでいましたが、1年経っても2年経っても妊娠しない。

夫との年の差もあったので、なるべく早めに妊娠したい。

そう思っていたので、何か悪いところがないか調べてみよう。

最初はそういう軽い気持ちで、不妊専門クリニックの門を叩きました。

 

このころの取り組み

 

冷え性なので、自己流の冷え性対策を行っていました。

靴下を重ねばきしたり、寝るときは湯たんぽをしたり。

 

このころには鍼灸が不妊治療に良いことは知っていたのですが、まだそこまで焦ってはいませんでした。それに、私は熱すぎたり痛いのは苦手です。

知っていたとはいえ、私自身鍼灸治療のことをそこまで理解していなかったので、鍼=痛い、お灸=熱い そういうイメージでした。

でもこの先不妊治療を進める中で鍼灸治療も本格的に進めるわけですが、私のイメージが間違っていたと、後に知ります。

 

 検査〜不妊治療を開始する。

 

不妊専門クリニックでは最初に一通りの検査をします。

検査をして何か問題があれば、その問題を考慮したうえでの不妊治療に入ります。

私たち夫婦の場合、私が多嚢胞性卵巣症候群。(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)別名PCOという排卵がうまくできない症状でした。

 

夫も検査をしました。夫の場合、精液検査で数値にムラがありいい時もあれば悪いときもある状態でした。

 

このころの取り組み

 

主に私に不妊の原因が大きかったので、卵子の質を上げるための取り組みをしました。

今まで以上に体を冷やさないことに重きをおいていました。

このころに、はじめて鍼灸院に行きました。三陰交(さんいんこう)という、婦人科系に効くツボへのお灸をしてもらいました。熱くないように熱量を調整してもらいました。

それから置き鍼(おきばり)というシール状のものに小さな鍼がついたものを貼ってもらっていました。これはほとんど痛みもなく、色も肌色で目立たない。また一度貼ってもらったら数日効果が持つものでした。

その他にも、体のツボに数か所、鍼をしたり、別の種類のお灸や温熱療法をしてもらっていました。

ちなみに夫は取り立ててはっきり何かが悪いという原因はないものの、サプリメントを飲むなどできることはやってもらいました。

 

 タイミング療法、人工授精

 

不妊治療の一般的なステップに沿って治療を行いました。

最初はタイミング療法。これがクリニックで排卵日を予測してもらって、その日に夫婦生活を持つというものです。

これを半年行いましたが妊娠には至らず。

次に人工授精に入りました。

人工授精とは、受精の手助けを医療で行うというイメージです。

排卵日を予測するという点では、タイミング療法と同じです。違うのは事前に精液を採取してもらってそれをクリニックへ持って行き、濃縮洗浄してもらったのちに器具で注入してもらうという点です。人工授精は3周期行いましたが、残念ながら妊娠にはいたりませんでした。

 

このころの取り組み

 

不妊治療への見通しが甘かったので、このころは一番悩んでいました。

治療をすればすぐに妊娠すると思ってたからです。

このころ治療してちょうど半年が経過していたので、これは長期戦になる。

一時的なものじゃなく、根本的に体をよくしないといけないのかもしれないと思い、以前にも増して鍼灸の可能性に賭けるようになりました。

鍼灸の治療としては、継続して三陰交へのお灸や別の場所にもお灸、それから鍼治療と温熱療法もやってもらっていました。

 

 体外受精に踏み切る

 

主治医からはもう数周期人工授精で様子を見てもいいし、体外受精に挑戦すれば妊娠の確率はあがるものの負担も増えるので夫婦で話し合うように、と言われました。

今思えばもう少し人工授精で様子を見てもよかったのですが、早く妊娠したかったので少しでも可能性が高い方に賭けたい。これが体外受精に踏み切った理由です。

ただ主治医が言った通り、体外受精はタイミング療法や人工授精とは何もかも桁違いで大変です。金銭的にもこれまでの治療費とは桁違いで高額、通院頻度も上がるので、仕事の休みの調整をつけるのが困難。また薬をたくさん使ったので体への負担も大きいものでした。

 

体外受精は、受精卵を移植するまでに何段階ものステップを経る必要があります。

病院によってやり方は様々でしょうが私の体験したものはこうでした。

 

・採卵に向けて質の良い卵子を育てる

 

まずは採卵です。誘発剤を使い、少しでも多くの質の良い卵子を採卵することが目標です。

採卵後は、培養士さんが卵子と精子を受精させ受精卵の状態まで育ててくれます。

受精卵になり細胞分裂し胚盤胞と呼ばれる状態になったら、これを体にもどします。裏を返せば、受精卵がある程度のグレードに育たないと移植はできません。

ですからこの時点でできることは、とにかく質の良い卵子を育てることだと考えました。もともとPCOなので卵子の質がよくありません。質を向上するために鍼灸治療を活用して体を冷やさないことに留意しました。

 

 ・1周期お休み

 

採卵してすぐに移植するクリニックもありますが、私の通っていたところは1周期休みでした。

その方が体がリセットされて着床する確率があがると聞いていました。

この時期はリセットすることに徹してリラックス。冷え性対策は引き続きおこなっていました。

 

 ・受精卵を移植

 

受精卵が細胞分裂し、胚盤胞と呼ばれる状態まで育ちました。

これを1周期あけたのちの排卵日に合わせて移植します。

ただし移植には条件があって、子宮内膜がある程度厚くなっていることというものでした。

子宮内膜とは受精卵が着床する場所です。

つまり赤ちゃんのもととなる受精卵のベッドのような役割を果たします。

ペタンコのベッドよりも、ふかふかのベッドの方が快適ですよね?

赤ちゃんも同じです。子宮内膜がある程度の厚みにならないとその後着床する確率が低いので移植はしない。私が通っていたクリニックはこういう方針でした。

通常女性の体は排卵が近づくにつれて子宮内膜が厚くなりますが、これには個人差があります。

私の場合もともと子宮内膜が薄く、排卵が近づいて厚くなって来たとしてもそんなに厚くならなかったのです。

最低8mmは必要だと言われていました。

初回の採卵予定日、エコーで診てもらったものの、子宮内膜がまだ薄く移植を延期しました。

3日後、再度移植予定日。なんどか最低限の8mmに達したので移植できました。

 

 このころの取り組み

 

卵子の誘発

 

少しでも質の良い卵子が採卵できるために体を温める治療をお願いしました。

ただし、採卵前に前になると卵子が増えすぎてお腹がパンパンに腫れ普通に寝返りをうつのもしんどい状況でした。治療というより腰の痛みを緩和するためのマッサージもお願いしました。

 

1周期休みのころはとにかくリラックスすることを心がけました。

体を冷やさないことにも留意していました。

 

移植までの間

 

せっかくグレードのよい胚盤胞に育っていても子宮内膜が厚くないと着床、つまり妊娠まで至りません。そもそも移植もできません。ですから、子宮内膜をすこしでも厚くするために鍼灸治療でサポートしてもらいました。

子宮内膜が厚くならないのは、そもそも体が冷えているからであるという話を鍼灸の先生から聞きました。

冷え性対策はいつも行なっていました。

 

移植当日

 

前の日の夜は緊張してあまりよく眠れませんでした。

移植自体は問題なく、終了。不妊専門クリニックからは、「普段通りの生活で大丈夫ですよ。」と言われて帰ってきました。

 

判定までの期間はなんだかソワソワしていましたが、あまり考えないようにして毎日を過ごしていました。

 

判定当日

 

心臓がドキドキ鳴っているのが、自分でわかるくらい緊張していました。

結果は・・・

陽性でした!

その場で泣き出してしまうくらいうれしかったのを覚えています。

 

その後も出産まで、できる限り鍼灸治療には通いました。流産の確率を少しでも軽減したかったのと、自分自身も不安だったというのがあります。

 

妊娠中はつわりがあったり、肩こりや腰痛があったりといろいろとありましたが、鍼灸治療をやっていたおかげか、知人に聞いていたくらいひどくはなく、無事妊娠しました。

 

不妊治療・妊活〜出産に至るまで、鍼灸治療にお世話になっていた私ですが、不妊治療が無事成功できたのも、何事もなく無事出産できたのも、鍼灸治療があったからこそだと思っています。

 

今、不妊で悩まれている方がいらっしゃったら、ぜひ鍼灸治療を試していただきたいです。

 

 

盛岡市の不妊治療専門 こころ鍼灸院から一言

 

Hさん体外受精でのご妊娠おめでとうございます。

妊娠に至るまでのご苦労大変でしたね。

 

Hさんは鍼灸の力を上手に活用されているなと感じました。

体験談の中でも書かれていますが、鍼灸治療は不妊治療に有効です。

体外受精の前後に鍼灸治療を取り入れると妊娠率が1.61倍になるという統計的なデータも海外で発表されています。

 

西洋医学のように何か悪いものを取り除いて、目に見えて効果があるというものとは違います。

ただ、体全体を診て、体の持つ機能をあげるという意味では鍼灸治療は効果が高いものです。

鍼やお灸も使い方次第ではもっと効果の高い刺し方、置き方があります。

鍼灸による不妊治療は、副作用が少ないのでクリニックの治療と平行しても問題がありません。

 

体外受精において鍼灸治療は特に有効です。

なぜなら体外受精はどうしても注射などの投薬が多く、また通院頻度も多い。

体に負担が多い治療法です。もちろんそのぶん効果は高い傾向にあります。

ただここでHさんがあげてらっしゃるように各課程に至るまでの段階を乗り越えないと、治療は先に進みません。

 

・例えば少しでも質の良い卵子をとか

・子宮内膜を厚くするとか

 

こういう節目節目の段階で鍼灸治療は有効ですし、定期的に通って頂くことによって「妊娠しやすい体作り」もしていけます。

また精神的にもストレスがかかることが何かと多い不妊治療。

そういうなかでのリラクゼーション的な効果としても、鍼灸を活用することができます。

 

鍼灸治療を活用することで、不妊治療でお困りの方が少しでも改善するきっかけとなれればいいなと願っております。

 

 

 

 

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